いくつになっても、ご自分の歯を残すためには、歯に良い噛み方を意識して実践することが大切です。
具体的にどのような噛み方が良いのかについて解説します。
正しい咀咽(そしゃく)が
歯並びも健康も良くします。
見習おう!サザエさん一家の食事
サザエさんの食事風景をご存知ですか?
サザエさんの食卓には絶対置かないものがあるって知ってましたか?
それは飲み物。
しっかりとモグモグモグと噛んで食べる磯野家。
しっかりと噛むことで得られるメリットは大きいです。
飲み物があると、あまり噛まずに、流し込めるので早食いや消化器官への負担が多くなります。
噛まない食事をすると顎の発達にも影器が出て、不正歯列や虫歯、歯周病などを招くことがあります。
噛むことから消化は始まっています。
歯ですりつぶす。
噛む、 頬筋、口輪筋が鍛えられる。舌が良く動くことにより飲み込みもよくなる。
唾液で分解する。
唾液の量が多くなる。口を閉じて噛むので鼻呼吸になり、免疫カアップにつながる。
早食いにならないため胃やその他の消化器官にも負担がかからない。
それ以外にも、しっかりともぐもぐもぐもぐ噛むことでセロトニン分泌につながります。
セロトニンは睡眠ホルモンメラトニンに変わりますので睡眠の質も高くなります。
食事中の水分は、 味噌汁で十分!
水やお茶は食後にお口直しとして摂るのが望ましいです。
特に小さいお子さんの食事には、姿勢も関係します。
しっかりと足を床につけて、足をブラブラさせずに食べることで噛む力や回数もアップします。
全ての健康の素は「食」から始まり、食が入る口は命の入り口です。