虫歯にならない生活習慣とは?〜三戸中学校での特別講演より〜

三戸中学校で虫歯予防講演|歯を守る食べ方と習慣 お知らせ

こんにちは!北村歯科医院です。

小中一貫三戸学園三戸町立三戸中学校にて、約190名の生徒さんを対象に「虫歯を作らない方法」について講演を行ってきました。
今回は、その内容をブログでもわかりやすくお伝えします。
自分の歯を守るために、今日からできることをいっしょに考えてみましょう!

■ 歯みがき、なんで大事なの?

みなさんは歯みがきが好きですか?
実は歯みがきは、「食べかすを取る」ためだけではなく、「歯ぐきの病気や虫歯を防ぐ」ための大切な習慣なんです。

見た目ではキレイに見える口の中でも、実は汚れがたくさん残っていることも…。
とくに「歯くそ(=プラーク)」は、とても多くの細菌を含んでいて、1グラムあたり1兆個以上の菌がいることもあります!

■ 虫歯にならないためにはどうすればいいの?

虫歯を防ぐには、「歯みがき」だけでなく、「食べ方」や「生活習慣」も大事です。

昔の人の食事は固いものが多かったので、自然とよく噛んでいました。噛むことで出る「唾液」には、歯を守るすごい力があります。

・ひとくち30回を目標に噛む
・唾液は初期の虫歯(白く濁った部分)を修復する「再石灰化」の力がある!

虫歯菌の大好物は「四毒」とよばれる、甘くてネバネバしたもの。これを取りすぎると、歯だけでなく身体にも悪影響が出ることがあります。

⇒ スナック菓子や甘い飲み物をとりすぎないようにしましょう。

■ 歯みがきのコツを知ろう!

  • 朝起きてすぐと、夜寝る前の2回は必ず磨こう
  • 歯ブラシは1〜2ヶ月で交換しよう
  • 自分の口に合った歯ブラシ(かたさ・形)を選ぼう
  • 力を入れすぎず、優しく磨くのがコツ!

ちなみに、口の中のバイ菌が一番多いのは「朝起きたとき」です。
夜しっかり磨かないと、寝ている間にバイ菌が増えてしまうので要注意!

■ まとめ

虫歯を防ぐには、ただ歯を磨くだけでなく、「どう食べるか」「どう暮らすか」もとても大事です。

✅ 食事で虫歯を防ごう(よく噛む!)
✅ 甘いものはほどほどに
✅ 歯みがきの時間を大切に
✅ 朝と夜の歯みがきは必ず!

中学生のうちから、正しい習慣を身につければ、大人になっても健康な歯でいられます!
検診でまたお会いできるのを楽しみにしています😊